豊洲にて基準値の160倍のベンゼンが検出された とのニュースがありました。

 

ちなみにベンゼンとは、”有機化合物”に分類されるいわば化学物質の一種です。
毒性についても、多く発表されている物質です。

高濃度のベンゼン (ベンゾールともいう) を吸入すると中毒が起る。急性中毒では中枢神経が侵され,不穏,興奮,多幸症,めまいが起り,さらに昏睡,けいれん,呼吸不全や心室性不整脈が生じることがある。 0.4%程度の濃度で死亡する。慢性中毒は,100~500ppmの濃度のものを1日4~5時間吸入すると起る。症状は上記の中枢神経症状のほかに,心,肝,腎の脂肪変性が生じる。さらに造血器に作用し,再生不良性貧血や骨髄の無形成を起す。

(出典:コトバンクhttps://kotobank.jp/word/ベンゼン中毒-131252)

 

豊洲といえば、”築地移転問題”をはじめ、”地下汚染問題”も有名です。

 

ではなぜそのような物質が基準値のはるか多く検出されているのでしょうか。

 

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ベンゼン上昇の原因

 

まずベンゼン上昇問題ですが、これは豊洲汚染問題と関係が切れません。
簡単にまとめると豊洲地下にて今までに以下のような背景がこれまでにあったからです。

  • 海面の埋め立て
  • ガスの製造工場建設
  • 都市ガスの製造・供給
  • 上記の石炭から都市ガスを製造する過程での副産物

 

これについては元から危険性や問題性が指摘されていました。
実際に去年の調査からこれらの有害物質が発見されていました。

  • ベンゼン
  • シアン化合物
  • ヒ素
  • 水銀
  • 六価クロム
  • カドミウム

 

今回はあくまで2017年9月~11月分に限った検査値となっています。
そしてその中でも特に、”ベンゼン”の値が高かったため取り上げられているのでしょう。

 

ちなみにこれらが本当に怖いのは、”対策ができていない” ことにあります。
基準値からドンドン超えてきている経緯があります。

 

【2017年4月の記事】

豊洲市場(東京都江東区)移転問題を審議する都議会特別委員会が24日、開かれ、最大で環境基準の100倍のベンゼンを検出した地下水モニタリングの再調査結果を報告した都側は「国の基準を上回る対策をしてきたが目標を守れなかった」として、地下水浄化対策を強化する考えを示した。

(出典:産経ニュースhttp://www.sankei.com/politics/news/170324/plt1703240074-n1.html)

 

【2017年8月の記事】

東京都は14日、豊洲市場の敷地内の地下水から8月中旬に環境基準の120倍のベンゼンを検出したと発表した。昨年以来、ベンゼンの濃度は100倍前後と高止まりが続いている。シアンとヒ素も基準超のまま。一方、同時期に実施した市場建物内などの空気調査では、ベンゼンなどの濃度は環境基準を満たした。

(出典:日本経済新聞https://www.nikkei.com/article/DGXLASFB14H6V_U7A910C1000000/)

 

【2017年12月の記事】

東京都は25日、築地市場(中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)での地下水調査の結果、環境基準の最大160倍に当たる有害物質のベンゼンを検出したと発表した。2014年11月に土壌汚染対策工事を完了して以来、最高の濃度だが、都は地上部の安全に問題はないとしている。

(出典:時事ドットコムhttps://www.jiji.com/jc/article?k=2017122500684&g=pol)

 

100倍→120倍→160倍。

 

そして、最新の記事では

最高の濃度だが、都は地上部の安全に問題はないとしている。

 

と記載されています。

 

つまり、東京都の問題意識が非常に薄いといえるのでは?といえます。

 

世間の声

 

東京都は問題がないと考えているベンゼン濃度上昇ですが、国民からすれば心配でしかありません。

 

基準値の160倍であるのに問題がないのであれば、何のための基準値でしょうか?

 

Twitterでは、このような声があります。

 

 

 

 

まとめ

 

東京の豊洲におけるベンゼン上昇問題。
そして、移転、地下汚染問題。

 

国民に対しての早急な説明および対応が求められるはずですが、
今後どのように対応されるのでしょうか?

 

日本は民主主義国家であるはずです。
あくまで”国民”の目線を第一に考える進め方をしていく必要があると言えそうです。

 

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